FX初心者は低レバレッジから始めよう

FX初心者は低レバレッジから始めよう

FX業者によっては最大50倍までかけられる

 

FXは、少ない証拠金でも何倍、何十倍もの大きな取引を行うことができるのが特徴だが、こうした仕組みを「レバレッジ効果」という。

 

レバレッジとは、小さな力で大きなものを動かす「テコの原理」を意味する。預け入れた証拠金を元にレバレッジ効果を利用して取引する方法を「証拠金取引」と呼ぶ。FXは、外国為替で証拠金取引を行うから「外国為替証拠金取引」と呼ばれるわけだ。

 

レバレッジは、預け入れた証拠金と運用額から算出された倍率(倍)で表し、現在は1倍から最大50倍までかけられるようになっている(注)。その範囲の中で、FX業者や取引コースによって最大倍率(上限)、があらかじめ決められている。具体例を挙げてみよう。例えば、証拠金10万円で1万ドルを買うとする。現在の為替相場がIドル=85円であれば、実際には85万円分の証拠金が必要になるので、レバレッジの倍率は「85万円で10万円」レバレッジは8・5倍になるということになる。

 

その後、1ドル=86円の時に1万ドルを売れば86万円となり、1万円の為替差益が出る。つまり、レバレッジを利かせることで、この場合は10万円で1万円の利益を生んだことになる。大きな損失が出ることも覚悟するこのように、レバレッジを有効に利用することで、資金効率のいい取引が可能になる。

 

ただし、期待通りの値動きをすれば大きなリターンが得られるが、期待に反した値動きになれば大きな損失が出ることもある。場合によっては後述するロスカット(強制決済)につながることがあるので、注意が必要だ。特にFX初心者は、最初のうちは数倍程度の低いレバレッジで取引を行うことからはじめたほうがいいだろう。取引に慣れてから、徐々にレバレッジを大きくしていくのが賢明だ。